とうとつですが男です。学生時代モテませんでした。したがって碓氷さんウゼー。けど美咲さんかわいーので見続けました。
全話見終わり、くじけないで良かったと思える青春賛歌型アニメでした。

生徒会長なれど家庭の事情からメイド喫茶でバイトするヒロイン鮎沢美咲は美少女アニメになれ親しんだ目からすると、減点２です（当方のゆがんだ視線比）。
見た目からするとさくらちゃんが良い。店長に萌えてしまう。けれど、観ていくうちに美咲がいちばんかわいくなっていく。
見た目＝キャラクターデザインに魅力を感じないのに、不思議と応援したくなる、愛しくなる。１クールならともかく、２クール26話の長丁場になると、見た目より中身がキラキラしてる子にひかれていく、いつも一緒にいてほしくなるもんですね。
見た目２：中身８。二次元史上、こんな比率の美少女キャラに出会ったのは（私的には）初めてかもしれません。そう思わせるにたる、やわらかい物語の展開がとても心地よい。
最終話の碓氷さんの巧なリード、美咲の薄氷踏むようなツンデレぶりには素直に見とれてしまいました。物語や演出がキャラの魅力を増幅させる、お手本のような作品だと思います。

繰り返しますが碓氷さんウゼー。けど、美咲を見守りたければ、碓氷さんの活躍に目をつむるわけにはいかない。
そんなわけでむくわれないのに美咲ラブをつらぬき通す三馬鹿トリオリスペクトな物語なのでした。

内容・ストーリーの展開は、平均というか、よくある内容ですが
逆に、下手な小細工をせず、素直にかけているので、
見ていても、すんなり受け入れられる。　ノリもいいし。
最近は、買ってまで見たいと思うアニメがなかったのですが、
久々に、買いたいと思ったアニメです。
ただ値段が・・・・。

ツンデレ好きの私の意見ですが、私、この作品、大好きです。この作品の場合、ツンデレではなく『凛デレ』ですか…。ヒロインの美咲の家が貧しいってところや、仮の姿(？)のメイド喫茶でのバイトと、日々の生徒会の仕事と夜中まで勉強するってとこのギャップ、そして碓氷拓海との気になるやり取り。この拓海とのやり取りに毎回ドキドキして、このドキドキ感がヤミツキで、毎回とても楽しみです。私は、ＢＳ−ＴＢＳで見てるので、実は最後をまだ知りません(苦笑)し、原作も全く知りませんが、美咲と拓海のこれからがとても楽しみです。実写ドラマもやってほしいです。

絵もいいです。美咲の凛とした表情とテレてる時の表情と藤村さんの演技、肩で風切る…拓海を振り切る時の歩き方、拓海のイケメンなんだけど１つ間違えば美咲のただのストーカーぶり(でも実は違う？)もよく出てると思います。アイキャッチの美咲のデフォメキャラ(メイド姿)もかわいいです。あと、これはストーリーとは別の話ですが、豊崎さん(メイドカフェの店長役)と花澤さん(美咲の友達さくら役)が全く区別が付かないような似た声質なのも、高ポイントです(笑)。２人とも好きな声優さんなので。

私は、今のところ、Blu-rayの購入、迷ってますが、しかし！　限定版のBlu-rayと同内容のＤＶＤ同梱！　これは、Blu-ray購入者の『一部の人』の悩みを解決してくれる、とてもにくいパッケージで、すばらしいです。Blu-ray買ってもＤＶＤもほしいんですよねぇ〜。私も、購入したBlu-ray作品は必ず、レンタル屋さんでＤＶＤを借りてるので(苦笑)。ハイビジョンでももちろん見るけど、ハイビジョンじゃない『もの』でも見たいっていうわがままな人もいるんです。

DVDとBDの値段がかなり違うので何で?と思ってよく見ると、何とBD+同内容のDVD付き。
まさに誰得な特典?です。BD見れる環境の人がわざわざ全く同じDVDを見る事があるのかと。
内容はとても良いのにこの一点において−1です。

最近のアニメは全くついていけない俺ですが、この作品は久しぶりに笑えて、演出やギャグの質も高くて、とても面白いアニメだなと感じました。

緩い感じなのに、中身がしっかりしていて、キャラクターも魅力的で声優さんも上手くて、最近のアニメと言うよりも、90年代のノリのアニメに近いような気がします。

どこか懐かしさを感じる。

男女分け隔て無く楽しめる作品ですね本当に。